自社(宅)サーバーの構築 1/3
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自社(宅)サーバーを構築するためには固定IPアドレスが必要です。


1:固定IPアドレス回線の選択
  (A)専用線を契約する  (B)VPSを契約する
2:OSの選択
3:FreeBSDのインストール
4:DNSサーバー構築    (プライマリDNS)
5:DNSサーバー構築    (セカンダリDNS)
6:DNSサーバー構築    (NICへ登録)
7:WWWサーバー構築
8:Mailサーバー構築
9:ユーザーの作成

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1:固定IPアドレス回線の選択

大きく分けて固定IPアドレス回線の契約は2つあると思います。

(A)専用線(固定IPアドレス回線)を契約する
オーソドックスな方法です。 回線接続業者と固定IPアドレスの契約をします。 別にサーバー機材(パソコンでもOK)は各自で用意する必要があります。

(B)VPSを契約する
4~5年前からVPS(Virtual Private Server)を提供する業者が増えました。
サーバー機材は不要で、サーバーのroot権限を持てますので、そのサーバーに関して何でも出来ます。
反面、サーバーを自分で構築してメンテナンスできるスキルや時間が必要です。

私は専用線とVPSの両方使いましたが、
今はVPSに決めています。


私の場合は
私は両方しました。始めは(A)の専用線(OCNが2000年の少し前にOCNエコノミーという固定IPアドレス16本の専用線を売り出したので、それに飛びつきました。月額38,000円でしたが当時の他の専用線サービス料金に比べると格安でした。) で自社サーバ-機を運用して、その後はISDN回線・光回線へと専用線の回線は変わっていきましたが、その専用線の全ての機能が(B)のVPSで実現可能でしたので、数ヶ月かけて専用線でのサーバ-の全機能をVPSへ完全に移しました。 その後は何のストレスも無く、以前の専用線で構築していた事が全く同じように構築出来ました

以降、VPSを利用した『自社(宅)サーバー構築』について説明しようと思います。

 


2:OSの選択

VPS業者 も多く有りますが、 どの業者のVPSでもサーバーOSを数種類選択できると思います。CentOSやUbuntu、Debian、FedoraおよびFreeBSD等が準備されているかと思います。また他のLinuxでもカスタムインストールできる業者は多いと思います。

私はOSはFreeBSDを使いました。

なお、OSのインストールやその後のサーバー構築に関してVPS業者から技術的なサポートは全く無く、専用線で自己所有のサーバー機材へのOSインストールの場合と同様に自己責任で行います。

私はOSはFreeBSDを使いました。

今後このサイトではVPSのOSにFreeBSDを使ったサーバー構築について説明する事になると思います。
FreeBSDはUnixの内ではマイナーなOSになるのかも知れませんが、VPS業者の説明やWeb上の説明は殆どCentOSかUbuntuを使う前提で書かれていますので、FreeBSDでの説明は返って新鮮かも知れません。

私がFreeBSDを使った理由は
私が初めて専用線(OCNエコノミー)でサーバーを構築した頃は20年程前(今は2017年)の、未だGoogleは無くYahooしかない時代で、サーバー・マシンの性能も貧弱だった頃に、OSを何に決めようかと悩んでいた時に、「YahooがFreeBSDを使っていて、FreeBSDは堅牢で、あのYahooに大量のアクセスが来ても落ちない。」という記事を何かで読んで、それ以降サーバーはずーとFreeBSDを(遊びではRedhatやUbuntuやDebianも使ってみましたが)使っています。


3:FreeBSDのインストール

FreeBSDのバージョンはVPS契約時点で最新のFreeBSD 9.2 をインストールしました。
Web上にあるFreeBSDの本家の構築マニュアルは こちらです。

VPSの指定のユーザーエリアからOSのインストールを選択し、FreeBSDを選択し、いくつかの質問に答えていくと、FreeBSDのインストールが完了します。

DNSサーバーは BIND 9.9.10-P2 を使いました。
WWWサーバーは Apache/2.2.25  を使いました。
MAILサーバーは sendmail 8.14 を使いました。

その他 TELNET,FTP,SSH,POP3,SQUIDサーバー ですが、
ここまでインストールした所でログを見ると、外部から猛烈な不正アクセス、不正ログインが続いていました。

それで、
FreeBSDの私の設定は
ftpは標準のftpdから安全な proftpd に変更しました。
pop3は標準のpopperでは無く、『POP before SMTPによる認証』を行いました。
各サーバーのポート番号を、今空きの(誰も知らない)大きな番号に変更しました。

ftpは標準添付のftpdより、安全で自由度の高い設定ができる proftpd に変更しました。 [/etc/inetd.conf /etc/hosts.allow を変更]

pop3は標準添付のpopperでは無く、安全対策上 qpopper と dracd をインストールして『POP before SMTPによる認証』を行いました。 [/etc/rc.conf /etc/inetd.conf /etc/hosts.allow を変更]
(これで、外部からメール送信の踏み台にされる事を防ぐ事ができました。)

そして少し乱暴かも知れませんが、
TELNET,FTP,SSH,POP3,SQUIDの各サーバーのポート番号を、今空きの(誰も知らない)大きな番号に変更しました。 [/etc/services を変更]
これで、外部からの不正アクセス、不正ログインは殆ど無くなり、静かになりました。


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誤字脱字等があればEメールでお知らせ下さいますようにお願い申し上げます。


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