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4:DNSサーバー構築 (プライマリDNS) 5:DNSサーバー構築 (セカンダリDNS) 6:DNSサーバー構築 (NICへ登録) 7:WWWサーバー構築 8:Mailサーバー構築 9:ユーザーの作成 |
4:DNSサーバー構築 (プライマリDNS) | ||
DNSサーバーは BIND 9.9.10-P2 を使いました。 Web上にあるFreeBSDの本家のbind構築マニュアルは こちらです。 お断り:DNSの説明の為にIPアドレスとして判り易い様にと『100.100.100.100』『200.200.200.200』を例にあげました。 しかし、この実在のIPアドレスは私の所有物ではありません。 無断で説明に使わせて頂いた事をお詫びいたします。
DNSサーバーを設定する際にはVPS業者から連絡があった貴方専用の固定IPアドレスが必要です。
貴方が所有されているドメイン名がoooxxxooo.com で、固定IPアドレスが仮に 100.100.100.100 なら
/etc/named.conf に oooxxxooo.comドメインのZONEファイル名を記入します。
zone "oooxxxooo.com" {
oooxxxooo.comドメインのZONEファイルであるoooxxxooo.com.zone ファイルを作成します。 $TTL 86400 @ IN SOA ns1.oooxxxooo.com. root.oooxxxooo.com. ( 2017092500 ;Serial 28800 ;Refresh 7200 ;Retry 604800 ;Expire 86400 ;Minimum ) IN NS ns1.oooxxxooo.com. IN MX 10 mail.oooxxxooo.com. @ IN A 100.100.100.100 ns1 IN A 100.100.100.100 www IN A 100.100.100.100 ftp IN A 100.100.100.100 mail IN A 100.100.100.100
の様に マニュアルに習って記入します。 設定が完了したら一度rebootして、/var/log/messages にエラーが出力されていないか確認して下さい。 エラーが無く named[xxxx]: all zones loaded named[xxxx]: running の行があればOKです。
そして、Freebsdの画面で
なお、VPSを1台しか契約していない場合のDNS構築はこれで終わりですが、
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5:DNSサーバー構築 (セカンダリDNS) | ||||||
セカンダリDNSサーバーを構築する為にはVPSをもう1台契約する必要があります。 (もしくはVPS業者でセカンダリDNSサーバーを受け持ってくれるサービスがあるかも知れませんので、そんなサービスを利用できれば、VPSの追加契約は要りません。)
ここでは(正攻法の)2台目のVPSにセカンダリDNSサーバーを構築する場合を説明します。
セカンダリDNSサーバーの働きとは
セカンダリDNSサーバーの /etc/named.conf の設定は
zone "oooxxxooo.com" {
を記入します。 (file名:"oooxxxooo.com.zone.bak"は何でも可)
2台目のVPSの固定IPアドレスが仮に 200.200.200.200 なら プライマリDNSサーバーにはセカンダリDNSサーバー(200.200.200.200)が聞きに来る事を教えておく必要があります。
プライマリDNSサーバーの /etc/named.conf の oooxxxooo.comドメインの項に次の行を追加します。
zone "oooxxxooo.com" {
更に、セカンダリDNSサーバーが出来た事から、プライマリDNSサーバーのoooxxxooo.comドメインのZONEファイルであるoooxxxooo.com.zoneを変更する必要があります。
$TTL 86400
の様に修正して下さい。
なお、ここで www や mail を
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設定が完了したらプライマリDNS用のVPSを一度rebootして、/var/log/messages にエラーが出力されていないか確認して下さい。 エラーが無く named[xxxx]: all zones loaded named[xxxx]: running の行があればOKです。
そして、プライマリDNS用のVPSのFreebsdの画面で
また、セカンダリDNS用のVPSもrebootして、/var/log/messages にエラーが出力されていないか確認して下さい。 セカンダリDNS用のVPSもエラーが無く named[xxxx]: all zones loaded named[xxxx]: running の行があればOKです。
そして、セカンダリDNS用のVPSのFreebsdの画面で
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6:DNSサーバー構築 (NICへ登録) | ||
少しややこしいDNSサーバーの設定が終わりました。 しかし、このままでは何時まで待っても(wwwサーバーの構築が終わっても、MAILサーバーの構築が終わっても)www.oooxxxooo.com は外部からは見えませんし、@oooxxxooo.com宛てのメールも届きません。
NICにoooxxxooo.comドメインのDNSサーバー情報を登録しておかないと、oooxxxooo.comドメインのDNSサーバーが何処のIPアドレスで稼動しているかが誰にも判らないので、
必ず、NICにoooxxxooo.comドメインのDNSサーバー情報を登録して下さい。
なお、各プロバイダーは(インターネット回線の混雑を防ぐ為に)一度検索したDNS情報を約1日~2日程(設定による)持っておき、その間はDNS情報を再度検索しません。
(VPS以外の)Windowのコマンドプロンプト等から
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誤字脱字等があればEメールでお知らせ下さいますようにお願い申し上げます。
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